アメリカ人と日本人の間に生まれた子
妊娠が分かり、私は日本へと戻りました。
日本で出産をしたかったからです。
出産を終えると、今度は彼女のパスポートのことで
アメリカ大使館へ足を運ぶことになりました。
これがまた大変で、小さな子供を抱え
通勤時間のラッシュの電車に乗らなければなりませんでした。
私の場合、幸いにも友人が
アメリカ大使館に近い虎ノ門に住んでいたので、
彼女の家を拠点にいろんな動きができました。
娘のパスポートが発行され、日本のパスポートも取得し
私たちは、娘が6ヶ月のときにまた渡米しました。
小さな子供を連れて飛行機に乗るのは、本当に大変な作業です。
フライト時間は日本から向かう場合約7時間がかかり、
さらにマウイまではオアフから約30分ほどのフライトです。
日本からハワイへ向かう場合は、
夜の出発になるため比較的楽です。
うちの娘も授乳中だったため、かなり楽でした。
日本からオアフ島に到着し
飛行機を乗り換えたときに思ったのは、
向こうの人たちは温かいなと言うことでした。
ハワイに朝に到着し、いっぱい眠った後だった娘は、
30分のフライトではほとんど泣きっぱなしでした。
困った私は、手を変え品を変え
泣き止むようにがんばりましたが、
一向に泣き止みません。
そうすると、周りの人たちが、
「みんなこうやって大きくなってきたのよ
大丈夫よ」と励ましてくれました。
今、私の娘は8歳です。日本とアメリカのパスポートを持ち、
日本を出るときは日本のパスポートで出て、
アメリカに入るときは、アメリカのパスポートで入ります。
日本へ向かう場合には、その逆になり、
なんだかうらやましいなあと思います。