グリーンカード狙いの結婚
母国以外の国で暮らすということは、
そんなに簡単なことではありません。
まず、一番に問題になるのはビザです。
入ってしまえば簡単だ。なんて思って、
不法に長期滞在をする人や
偽装結婚などをしてしまう人もかなりいるのです。
たとえば、こんな話を聞いたことがあります。
タイ人の女性が、オーストラリア人の男性と知り合い、
お互いがお互いの国を気に入ったことで結婚しました。
しかし、お互いを愛しているわけではありませんので、
一緒には暮らしませんし、夫はタイに滞在でき
妻はオーストラリアに住むことができるようになりました。
他には、イギリス人のゲイの男性は、
日本人の女性と結婚し日本に暮らしますが
妻となった女性は、イギリスで生活しています。
彼らの場合も、偽装結婚です。
お互いが住みたい国の相手を見付け、
その人と結婚することでビザを獲得すると言うことです。
これは、違法行為であるのですが、
なかなか見分けられにくいのが現状です。
私の知り合いで、妊娠がわかり結婚をしようと
相手の国へと向かいました。
相手はアメリカ人でしたので、観光ビザで向かったのです。
そうすると、少し目立ってきたお腹を指差し、
「この子はアメリカ人との子供ですか?」
と、税関で聞かれ、「そうです」と答えたとき事態が急変しました。
彼女は、そのまま移民局へと連れて行かれ、
長いインタビューを受けると
そのまま日本へ強制送還されたのです。
なぜなら、彼女はアメリカへ不法移民しようとしていると
みなされたからなのです。
きちんとした手続きのもと、
お互いの国のやり方で結婚をする必要があるのですね。